つぶれたネジの回し方
前所有者が、フォーカシングスクリーンを取り出そうとしてネジ山をつぶしてしまい、あきらめたようでした。
そこで今日は、『つぶれたネジの回し方』をお話します。と、言っても、「そんなことは知ってるよ」、、、、という方はあしからず。
また、一度やり方がわかれば特に難しいということのほどでもありません。
(左)通常のネジ山
(中)つぶれたネジ山
(右)改善策
手書きで申し訳ありません。
さてさて、『(左)通常のネジ山』 にドライバー(+)入れてネジを回すわけですが、ネジを回すときは【しっかりと押し付けて回す】ことを心がけなければなりません。
しっかりと押し付けて回さないと、ドライバー(+)はから回りしてしまい、『(中)つぶれたネジ山』のように、引っ掛かりがなくなって丸い穴が開くことになってしまいます。
こうなるとドライバー(+)は引っ掛かりがなくなりますから、ネジを回すことは出来ません。
そこで、少し考えてみましょう。
ドライバーが引っ掛かればネジは回るのですから、ネジが回るように溝を掘ればいいのです。
+型に溝を掘るのは難しいですから、-型に溝を掘りましょう。ドライバー(-)が引っ掛かればいいのです。
『(右)改善策』の赤いラインのように溝を掘ります。
あとは、この溝にドライバー(-)を差し込んで【しっかりと押し付けて回す】せばOK。
前所有者もこの方法に気が付けば、あきらめなくて済んだのに、、、、、。
まぁ、そのおかげで僕が得をしているのですけれどもね。
家のネジなど、種々に応用可能ですのでお試しください。
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