海
ニコンF80
こう曇天が続くと青空が見たくなります。でも、梅雨が明けてまた炎天が続くと思うとこのままでもいい気がするし、結局、人は身勝手なものなのです。
今月はカメラねたが多いです。曇天で蒸し暑くカメラを持って歩くのが億劫(おっくう)なせいもありますし、以前カメラ屋さんからいただいた壊れたカメラを順番に直しているのでそれが楽しいということも理由の一つです。
さて、僕が大切にしているペンタックスMX。
今まで購入した中で数少ない、失敗したいわくつきのカメラのひとつで、修理専門業者さんにお願いしたカメラです。
大抵の古いカメラはフォーカシングスクリーンが暗いことが多くて、ピントを合わせにくかったりします。このMXはフォーカシングスクリーンが交換可能。しかしながらMX純正スクリーンは既に販売されていません。そこで利用するのがペンタックスを代表する高級カメラLXのスクリーンです。LXも既に製造終了しており、アクセサリーは手に入りません。入らないはずなのです。
が、、、、、、
なんとまだ純正スクリーンが手に入るのです。
ペンタックスのホームページから直接購入可能で、定価(2000円ほど)で手に入ります。
普通に購入できるのを知らないペンタックスファンが多く、ヤフーで4000円以上の値で取引されていますから、詐欺にあっているようなものですね。
ペンタックスはとても良心的で、古いアクセサリーやM42レンズのリヤキャップなどがまだまだ普通に手に入りますので、まずはメーカーに問い合わせたほうがいいでしょう。
このLX用スクリーン、すごい効果です。違った世界を見ているようで感激します。ペンタックスMXをお持ちの皆さん、ぜひ、交換しましょう。
ちなみに、、、、
MXのケースは、オリンパスOM-1用がぴったりです。
オリンパスOM-1が一眼レフ最小と思われている方が多いですが、ペンタックスMXのほうがOM-1よりも小さいです。当時、OM-1が最小一眼レフとして登場しましたが、しばらくしてペンタックスMXがさらに小さくなって登場したのです。
MX用の中古ケースは市場では見かけませんが、どういうわけかOM-1の中古ケースはたくさん市場に出回っています。MXにはOM-1用ケースを利用するといいですよ。
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