都写美 ワークショップ 「モノクロ銀塩プリント ハイブリット方式」
早速、申し込む。
多数の応募者があったようだが、抽選の結果運よく受講することができた。
どういうことかというと、デジタル画像をモノクロネガ変換してピクトリコのインクジェット用透明フィルムにインクジェット出力し、“デジタルネガ”を作る。
これをもとにして印画紙に焼き付ける。
http://www.takeuchi-studio.jp/gallery_em/workshop.html
http://www.kn-photo.com/dgsm_print/index_01.html
発案・開発者である写真家 永嶋勝美さんが第一人者で、西麻布にあるギャラリーEMでワークショップを開催されている。
ぜひ受講したいと思うのだが、なかなかスケジュールが合わない。
そんな時に都写美からワークショップのお知らせが来たのでした。
永嶋さんと都写美の違いは、永嶋さんはデジタルネガと印画紙を“密着”で焼き付けるのであるが、
都写美は4×5サイズのデジタルネガを作り、ネガキャリアに挟んで引き延ばし機で印画紙に焼き付ける。
僕が思うに、デジタルデータから『デジタルネガ』を作るまでで工程の9割は出来上がってしまうわけで、いかに良質なデジタルネガを作るかが重要。
残念なことに、都写美のワークショップは引き延ばし機によるプリントに重点が置かれていて『デジタルネガ』作成の細かい説明がなかった。
都写美側でも現状『デジタルネガ』作成は試行錯誤中とのこと。
フィルムがゼロになることはないと思うが、レコードのような存在になることは遠い先の話ではないかもしれない。
その時に『デジタルネガ』からプリントする方法は、新たな存在になることは間違いないだろう。
早いとこ永嶋さんのワークショップを受講して、銀塩とデジタルの融合を身に付けたい。
追記:都写美のワークショップを受けるにあたって、本来はデジタルカメラで撮影したデジタルデータをもとにデジタルネガを作成しなければならないのに、カラーネガフィルムをスキャニングしたデジタルデータを持ち込んでしまった。ドジったなぁ。