今日もお散歩日和

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カテゴリ:キャノン4sb( 11 )


2013年 06月 09日

キャノン4sb終了

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半年近くかかった4sbも今日で終了。

分解は楽勝ですが、やはり組み込みは相当難しかったです。
それでもほとんど先生の手を煩わすことなく終了できたので、大きな自信につながりました。

直さないといけない、バルナック型カメラがたくさんあるので順に直しながら経験を積んでいきたいと思います。

ちなみに後ろに写っているのは、キャノンが創業60周年・カメラ総生産台数1億台達成を記念して作ったブロンズの4sbです。これはカメラ店向けに配布?したようで非売品です。
今回、師匠よりいただきました。

こうして並べて見ると、まるですぐにシャッターが切れそうなくらい精巧にできています。
型どりして作っていますから精巧にできてるに決まってるんですけどね。

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渋谷東急東横の中古カメラ市。

一応、日曜日に行きましたが、事前情報の通り催事場面積が以前の三分の一程度になり品数も少なく、ぶらっと見て終わりという近年稀にみるつまらない中古カメラ市でした。
来年は池袋のデパートもしくはサンシャインの展示スペースを使った中古カメラ市になるといいなぁと密かに思うのでした。

「めぼしいものもなし、さて帰ろうか。」と思いつつ何気なくfacebookを見たら、四谷にある我楽多屋さんに激曇りLマウント・キャノン50mm f1.2があると出ているじゃありませんか!
すぐに「売り物ですか?」と書き込むと、店頭販売予定との返事。
完全動作品かつ美品だと45000円ほどするレンズで、見かけても高価で購入をあきらめていた憧れのレンズです。これはすぐに我楽多屋さんに行って買わなければなりません。
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30分後、お店のご主人と常連さんのご厚意で安価に譲っていただきました。
いつも良くしていただいて感謝、感謝であります。
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どれくらい曇っているかというと、こんな状態です。
話によるとグリスの影響だとか。
つまり、硝材をきれいに清掃してもヘリコイドグリスを入れ替えない限りすぐに曇ってしまう、ということらしいです。
構造は50mm f1.8Ⅱに近い感じがしますので、このレンズの構造を参考に硝材の清掃をしてみたいと思います。
さてさて、どれくらいきれいになるものか??楽しみですね。
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by redbadgee | 2013-06-09 22:43 | キャノン4sb
2013年 04月 14日

シャッター膜再生

細かく手順を踏んで掲載しようと思ったんですが、これがですね、想像以上に難しい。
ベースになる基本的な考え方がきちんと構築されていないと、ただ見よう見まねで組み立ててもダメなんですよ。
で、掲載が難しいのです。

まぁ、忘備録という意味もあり、見てくださる方のヒントになればと思って記載しておきます。

分解時、リボンを外さないようにできれば作業は楽。できればリボンはドラムからはがさないほうがよい。

①先幕から取り付ける。
②リボンからつける(仮着)
③竿が直角になるように。

④後幕を付ける
⑤リボンからつける(仮着)
⑥バルブでシャッターを切った時に、竿が罫書きの位置にくる。

⑦先幕のリボンを調整して後幕との重なりを調整する。

⑧後幕のテンションは、スローガバナーが1秒になるテンション。これを基準として先幕のテンションを決める。
⑨スリット幅は先幕と後幕の重なりで決まる。

マウント側が後幕テンション
フィルム側が先幕テンション

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by redbadgee | 2013-04-14 20:55 | キャノン4sb
2013年 01月 13日

キャノン4sb⑨ シャッター幕交換

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幕交換のポイントについて説明する田口先生
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リボンを作成中の田口先生
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貴重なキャノン純正シャッター幕。
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シャッター幕を縫い合わせたところ(僕が作ったもの)。
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先膜の長さは88mm、折り返しのりしろは5.5mm。

竿の片面にボンドを塗り貼り付ける。重しを載せて接着するまで待つ(約15分)。
接着したら竿の反対側にボンドを塗布して、幕を折り返し接着する。同じく重しを載せて待つ。

固まったら、折り返しののりしろ部分がヒラヒラしますので、その部分に薄く少量ボンドを入れ重しを載せて固まるまで待つ。たくさんつけると余剰ボンドがはみ出して汚くなるので、ボンドがはみ出さないように注意。

ボンドが固まったら、はがれないように縫い合わせます。

シャッター幕の縫い方。
赤い線が縫い始め。
折り返しが青線、最初に通した糸穴に糸を通して折り返す。

最後は赤と青を結ぶ。
結び目が緩まないようにゼリー状瞬間接着剤で結び目を固める。
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by redbadgee | 2013-01-13 21:00 | キャノン4sb
2012年 12月 22日

キャノン4sb⑧

お待たせしました。
シャッター幕交換の作業に入っています。

幕軸ごと外してしまうと僕ら素人には精度が出せなくなるということで、軸は触らず幕だけ外して交換となりました。

まずは遮光板を外していきます。
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下側の遮光板を外します。このネジはシャッターボタンを持ち上げる板も抑えていますので、遮光板を外したら付け直してください。これが外れたままだとシャッターが切れません。
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側面にある遮光板も外します。
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見事な星空が映って見えます(苦笑)。
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後幕を巻き上げるとボディー側に罫書が見えます。後幕のスタート位置になりますので確認しておきます。
(注:機種によっては罫書のないものあり。)
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先膜と後幕の重なり具合も見ておきます。
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きれいに、そして大胆に幕をはがします。
幕を止めてあったボンドは、ある程度きれいに落とします。
あまりにも多くボンドが残ってしまうと、ボンドの厚み分幕の位置がずれてしまうので注意してください。

メチルエチルケトンを使うと割ときれいにボンドが解けます。
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by redbadgee | 2012-12-22 16:38 | キャノン4sb
2012年 10月 21日

キャノン4sb⑦

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巻き上げノブの側面イモネジを外します。
ノブ中央を押さえて、反時計方向へ回すとノブが外れます。
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金色のワッシャーが入っているので失くさないこと。
僕の個体は2枚入っていました。
左側の黒いネジを外すと、逆転防止バネが外れて巻き上げ軸が分離します。
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中間ギアを外します。
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巻き上げ軸がボディーと接触している部分、中間ギアと押さえているネジの接触している部分にモリブデングリスを塗布します。

さてさて、組み上げですが、、、、、

①逆転防止バネが巻き上げ軸から浮き上がってしまっていると、巻き上げ軸がボディーにしっかりとはまりません。

②逆転防止バネを巻き上げ軸にしっかりはめ直し、切欠きのあるカバーをきちんとかぶせ直す必要があります。

この①と②の作業に簡単ですがコツが必要で、言葉では表現しにくい。
見せてもらうと、『あぁ、そうか。』となるのですが、、、、。

組み上げにドジるとすると、この①と②の作業になると思います。

このグリス塗布で巻き上げの軽さがかなり変わります。

僕の個体では、固着して巻き上げできない、シャッターきれない症状がこの時点で解消されました。
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by redbadgee | 2012-10-21 21:00 | キャノン4sb
2012年 10月 19日

キャノン4sb⑥

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フラッシュへ行く配線を外します。
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ネジは失くさないように戻しておきます。
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正面ボディーに残るネジ3本を外します。
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ボディーカバーと本体が分離します。
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by redbadgee | 2012-10-19 21:00 | キャノン4sb
2012年 10月 17日

キャノン4sb⑤

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レンズマウントを外します。
上のネジが下のネジに比べてほんの少し長いです。
組立時に間違わないように注意してください。
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ネジを外すと、マウントを止めている止め板が外れます。
止め板は左右で厚みが違います。
必ず確認して、組立時に間違わないように気を付けてください。
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マウントを外すと錫箔でできたスペーサーが入っています。
スペーサーは失くさない。
スペーサーの重なりや入っている位置がずれないように。
これがずれたり、なくすとフィルム面との平行が出なくなります。

錫箔のスペーサーと合わせて紙??のようなもっと厚みのあるスペーサーを入れてある個体もあります。
逆にスペーサーの入っていない個体もあります。

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上側のネジ3本を正面と裏面、外します。
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底のネジを外します。
1本のネジは短いです。
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by redbadgee | 2012-10-17 00:08 | キャノン4sb
2012年 10月 14日

キャノン4sb④

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低速シャッタースピード切り替え伸ノブ
側面にあるイモネジを緩める。

とても小さなイモネジです。1.4mm
失くさないように注意

イモネジを外したら、ノブを反時計方向へ回すと緩み、外せます。

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押さえ環を反時計まわりに回して外します。
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文字盤はかぶせてあるだけなので引き抜きます。
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周囲にある3つのネジを外します。
中央のネジは絶対に緩めてはいけません(このネジは低速を制御する軸を押さえているネジなので)。
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by redbadgee | 2012-10-14 20:29 | キャノン4sb
2012年 09月 14日

キャノン4sb③

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続きです。
変倍ファインダーを外します。
支柱のネジを2本外します。
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支柱を外したところです。

変倍ファインダーと支柱の間に薄いワッシャーが入っていいます。
ちょうど変倍ファインダーの上に乗っかっています。
このワッシャーを無くさないように注意が必要です。

ワッシャーは支柱側について外れる場合もあります。
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取り外した変倍ファインダーとワッシャー。
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外した後はこんな感じ。

取り外した変倍ファインダーは納得するまで丁寧に磨いてください。
小さなレンズは外すと枠を変形させるそうなので、先の細いものにペーパーなど巻きつけて小窓からレンズの裏を丁寧に清掃してください。
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次に測距用ガラスを外して磨きます。
止めてあるネジを2本外して、引き抜きます。

この時レンズ側から板バネでテンションがかかっていますから、ピンセットなどで板バネを抑えてテンションがかからないようにして、真上に引き抜きます。

かなり抵抗があるので少しカタカタと動かしながら引き抜くといいです。

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外したところ。
軸には薄くスピンドルオイルを塗布します。
塗っておくと動きがスムーズになります。
戻すときにすんなり入るので、スムーズ感を実感できます。
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外した測距用ガラスは、細く切ったペーパーに洗浄液をしみこませ清掃します。
清掃している様子は上の写真の通り。
言葉で説明するのは難しく、見ての通り、、、です。

組み立ては、逆の手順でOKです。
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by redbadgee | 2012-09-14 16:06 | キャノン4sb
2012年 09月 10日

キャノン4sb ②

解説なし。見ての通りでお願いします。
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シャッターダイアル脇にあるイモネジ3本を緩めて外します。
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これでファインダーのカバーが外れます。
罫書きで数字が見えますが、右の数字は上カバーのシリアルと一致しています。
“にこいち”するとばれちゃうぞっていう感じでしょうか。
回転ファインダーの罫書きは不明。24って、なんだろう??

注意点

各部のネジはそれぞれ長さや太さが異なります。
外したネジがどこについていたネジかわからなくならないように気を付けてください。

ネジのピッチは、インチで定められているそうです。
紛失すると代替えを探すのが困難ですから、薄いワッシャーを含めてパーツの紛失にはくれぐれも注意してください。
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by redbadgee | 2012-09-10 14:28 | キャノン4sb