今日もお散歩日和

nikkorin.exblog.jp
ブログトップ
2006年 10月 04日

オリンパスOM-2の見分け方~のびた流~

近頃、カメラネタがなかったので今日はOM-2について。
決してカメラ分解修理をしていないわけではなくて、こっそりと(笑)しているわけです。
天気もはっきりしませんし、せっかく買った自転車もまだ一度も出かけていませんし(泣)。
こんな日はのんびりカメラいじり日和でしょう。

e0057916_2263992.jpg

写友のKさんから『ジャンクカメラがかごに山盛りになってたよ。』という情報をいただいたので、この間の日曜日、品川での講演会終了後、新橋にある大庭カメラに寄ってみた。
山盛りというには残念な状況であったが、運良くジャンクOM-2を3000円で購入した。

さて、このOM-2。
簡単に直るものなのか、重修理になってしまうものなのか、そのヨシカワ流判別基準を後悔しましょう。もとい、公開、、、しましょう。

OM-2は、フォーカルプレーン自動露出制御電子シャッター。簡単に言うと、電池が入っていなければシャッターが切れないんです。ただ、このカメラがよく出来ているところは“B”つまり“バルブ”撮影は電池を使わないメカニカルシャッターになるということです。天体撮影などの長時間露光での電子シャッターは通常電池をとても消費してしまうので、電池の消耗を防ぐために“バルブ”撮影はメカニカルシャッターになります。
e0057916_224908.jpg

ごらんのようにシャッター速度が色分けされていて、ブルーが電子シャッター、赤“B”がメカニカルシャッターをあらわしています。

ここがポイントになります。
ジャンクOM-2のほとんどはシャッターが切れないものばかりです。
その原因が、
①メカニカルなものによるのか
②電気系統によるものなのか
判断する必要があります。
e0057916_22521047.jpg

このレンズマウント下部にある小さなボタンを押しながら、シャッタースピードダイアルを回すと“バルブ・B”に合わせることが出来ます。
e0057916_22533211.jpg


シャッタースピードダイアルを回して“バルブ・B”に合わせたときに、ミラーアップしシャッターが切れれば機械部分が正常作動しているということですからトラブルの原因は ②電気系統によるもの と判断することが出来ます。
“バルブ・B”に合わせても動作しなければ、①メカニカルの動作不良か、もしくは①+②両方が原因と考えられるわけです。

僕の経験から言うと、②電気系統によるもの の場合、そのほとんどが断線による通電不良から起きていることがほとんどで、断線部分を半田付けするか、線を交換することで容易に復旧します。基盤破損ということもまれにはありますが、その確立はとても低いです。

いま修理中のOM-2も例外ではなく、電池ボックスにつながる線が断線していることによる動作不良でした。簡単な半田付けで露出計も正常動作し、シャッターも動き出しました。

オリンパスのカメラは、想像以上に頑丈で、よほどのことがない限り致命傷とはなりえないことが多いですから、動かなくなったからといって簡単にあきらめずにいろいろ原因を探ってみてください。

次回は、OMファンが報告しているプリズムの補修を試してみたいと思います。

人気blogランキングへ
[PR]

by redbadgee | 2006-10-04 23:07 | カメラ


<< 秋への準備      トライアングルの世界 >>